骨幅がなくてもインプラントはできる

 インプラント治療に最も必要なのは、インプラントを植えるための骨があるかないかでしょう。一見すると骨がありそうに見えて、実は骨が薄くてできない事があります。写真の患者さんは、上顎の23部にインプラントを希望された方です。CTで検査すると、骨幅は3ミリしかありません。でも、大丈夫。骨頂部を若木骨折させて、ゆっくりと側方に広げていきます。3ミリの骨幅ですが、しっかりと3,25ミリの径のインプラントが入りました。最後に必要な部位に人工骨を補てんして終わりです。この方法の成功率は、当医院では90パーセント程度です。大切なのは、骨がある程度の軟性を持っていることが必要で、硬い骨の場合は上手く広がらないですので適応外となります。