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インプラント治療のリスクと対処方法

インプラントは人工物ですので、患者さんご自身が持つ天然歯にはかないません。しかし、しっかりと管理・維持していけば、天然歯と同等あるいはそれ以上の機能を回復できます。インプラントで快適な毎日を過ごしていくために、ここではインプラントのリスクについて解説します。

1次手術のリスク

上顎の場合

上顎骨の硬さには個人差があり、軟性骨の場合には、通常のドリルによる埋入方法ではインプラントと顎の骨は結合しません。また、上顎前歯部には「鼻腔」、白歯部には「上顎洞」と呼ばれる副鼻腔があるためインプラントの長さが制限され、もし制限以上の長さのインプラントを入れるとこれらの組織を傷付けてしまいます。そのためCTによる正確な診断が重要です。上顎骨の骨質、幅、厚みを正確に測定しなければなりません。

下顎の場合

下顎前歯部は骨質が硬く、硬すぎる骨はドリリングすると骨炎(いわゆる骨の火傷)を起こします。よってドリリングする時には冷却などの細心の注意が必要となります。また、前歯部では、舌下動脈の分岐が下顎骨内に入っていることが稀にあ り、この場合にも注意が必要です。臼歯部の場合は、下顎管(下顎神経と動脈が入っている)の影響を受けるため、インプラントが下顎管 に近すぎたり、ドリル時に下顎管を傷付けたりすると、知覚異常が起こります。当医院では、下顎管までの正しい距離と骨幅を測定したうえで、ドリルにストッ パーが付いた「サージガイド」を使用し、正確な長さのドリリングを心がけています。

治療終了後のリスク

インプラント治療は、上部構造を装着したら終わり、ではありません。快適な毎日を過ごすためには、口腔内環境を清潔に保つことが不可欠となります。治療終了後は次のことに留意して、ベストコンディションを維持しましょう。

定期検診を必ず受けましょう

定期検診を必ず受けましょう

インプラント周囲の結合組織線維は歯周病菌に感染しやすいといわれています。人工物のインプラントには神経がないため、感染が起きても自覚できません。グラグラしたり膿が出たりして感染に気付き、手遅れになってしまったという事態を避けるためにも、治療後は必ず医師の指示に従い、適切な時期に定期検診を受けましょう。

インプラントは内部をスクリューにて固定します。このスクリューが緩むことがあります。スクリューが緩んだまま使用するとインプラント体の破折を起こします。

また、通常、咀嚼(そしゃく)により歯が噛み合っている時間は1日あたり30分程度ですが、それが歯ぎしりや食いしばりなどの癖を持つ方の場合2~3時間にも及び、インプラントに悪影響を及ぼすといわれています。このようにインプラントに悪影響を及ぼす要素を把握するためにも定期的にメンテナンスを受け、咬合のチェックやオステルによる骨に対する固定度の測定を行うことも重要です。

毎日のセルフケアも重要です

毎日のセルフケアも重要です

ベストコンディションを維持するために、定期検診と併せて重要となるのが、毎日の丁寧な歯みがき。ケア製品には、特殊なフロスや歯ブラシ、口腔洗浄剤までさまざまなものがありますので、医師と相談しながら患者さんに合った方法で正しくケアしましょう。

骨を健康に保ちましょう

骨の健康を保つには、規則正しい生活習慣が大切です。適度な運動とバランスのとれた食事。中でもビタミンDの摂取は大切です。また骨の健康には日光に当たる事も重要なのです。

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